TMNが上場来高値を更新、QR・バーコード決済取引増で前期業績が計画上振れで着地
トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>が上場来高値を更新した。8日の取引終了後、23年3月期の単体業績に関し、最終損益の黒字額がこれまでの見通しの3億9000万円から6億7200万円(前の期は3億8500万円の最終赤字)に上振れて着地したようだと発表。これを材料視した買いが集まったようだ。
売上高は76億8100万円から78億3100万円(前の期比9.7%増)に上振れしたという。顧客のQR・バーコード決済取引高の増加に伴い、QR・バーコード精算手数料売上が増加した。繰延税金資産の計上も利益を押し上げる要因となった。同社は4月4日に東証グロース市場に新規上場した。
株探ニュース