三谷セキは大幅4日続伸、前期業績の計画上振れと期末配当増額を好感
三谷セキサン<5273>は大幅高で4日続伸。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、最終利益がこれまでの予想の60億5000万円から79億円(前の期比48.4%増)に上振れて着地したようだと発表した。加えて、22円50銭としていた前期の期末配当予想を23円増額し、45円50銭(前の期末比23円増配)に見直した。これらを好感した買いが集まったようだ。
前期の売上高は840億円から860億円(前の期比11.2%増)に上振れて着地した見込み。半導体工場などの大型物件の特需により主力のパイル部門で販売量が増加した。ホテル事業における稼働率・客単価の改善や、IT関連事業での収益性の高いソフト関連の売り上げの増加も寄与する。前期の年間配当予想は前の期比28円増配の72円となる。
株探ニュース