ヤマウが一時S高、ヤマックスとの業務提携で基本合意
ヤマウ<5284>がストップ高の一時438円に買われている。午前10時ごろ、ヤマックス<5285>と業務提携に向けた具体的な協議を開始することで基本合意したと発表しており、これを好材料視した買いが入っており、ヤマックスも同様に急伸している。
両社はともにコンクリート2次製品メーカーで、ヤマウは九州北部及び九州南部を中心に生産拠点を持ち営業展開を図っている一方、ヤマックスは九州中部を中心に、関東・東北地区への展開を図っている。両社を取り巻く事業環境は、原材料・運賃の高騰や労務コストの上昇など厳しい環境にあることから、今回、業務提携に向けた協議を開始することとなったという。両社は事業分野および事業エリアで補完的な位置づけにあるため、業務提携を行うことで事業の拡張や企業力の強化に向けたさまざまなシナジーが期待できるとしており、今後は生産設備及び物流拠点の相互利用や原材料・備品などの共同購入、類似製品の集約による型枠の相互利用などで提携するとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース