ヤマウＨＤが軟調、子会社の桶門ゲート補修工事での損害発生を嫌気
ヤマウホールディングス<5284>が軟調推移。この日、連結子会社の開成工業において、桶門ゲートの補修工事時の過失に伴い、海水が越流し田・畑・果樹園などを冠水させる事故が発生したと開示しており、嫌気した売りを促したようだ。
熊本県天草市における工事で、桶門ゲートを取り外して堤防上で補修作業を行っていたが、土のう積の締め切りで浸水を防止できるとの判断から、作業終了時に桶門ゲートを取り付けなかった。結果として潮位が上昇し、土のうを超えて２月２８日深夜から２９日未明にかけて海水が越流したという。現在、被害状況などについて調査中であり、業績への具体的な影響は判明した時点で速やかに公表するとしている。
株探ニュース