ＳＥＣカーボン<5304>は６日続伸。日証金は１４日、ＳＥＣカーボン株について１５日約定分から、制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う貸借取引の申し込み停止措置を実施すると発表した。ただし、弁済繰り延べ期限の来た買いの現引きは除く。

貸借取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方があるなかで、きょうも買いが優勢となっている。

同社が１１日取引終了後に発表した１９年３月期の連結業績予想は、売上高２９８億円（前期比８３．４％増）、営業利益８２億円（同８倍）、最終利益６６億円（同３．３倍）と業績急回復を予想している。これを受けて、１４日の株価は、前週末比１５００円ストップ高の９６９０円まで買い進まれた。きょうも買いが継続している。

同社は黒鉛電極大手で電炉向けなどに好調な需要を取り込み、値上げ効果なども反映して今期業績は急回復を見込んでいる。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース