TOTOが大幅高、外資系の投資判断引き上げが株価刺激材料に
TOTO<5332>が大幅高。原材料価格の高騰や部品調達の影響をはじめ、中国事業の不調など、同社を取り巻く環境は不透明な状況が続いていた。ただ、直近の4~9月期決算では営業減益ながら、原材料高騰の影響が想定を下回ったことで従来計画より上振れして着地。あわせて通期見通しの上方修正も発表した。ゼロコロナ政策緩和に伴う中国経済の回復期待も追い風に働くとみられ、業績に対する過度な先行き警戒感は後退している。堅調な業績見通しを背景に株価に底打ち感が漂うなか、きょうは外資系証券会社の投資判断引き上げが刺激材料となって一気に上げ足を加速させている。
株探ニュース