会社側からの【修正の理由】

(1) 2021年３月期第２四半期（累計） 連結業績予想修正の理由　足元の世界経済は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて各国が打ち出した財政・金融政策が下支えとなり、地域のばらつきはあるものの、第１四半期を底として持ち直しの動きが見られます。　このような状況下、当第２四半期（累計）の連結業績につきましては、売上高は、セラミックス事業で中国市場をはじめとして自動車販売や生産が回復しつつあることや、コロナ禍におけるデジタル化の進展によって電子部品の需要増加を背景に、前回予想を上回る見通しです。　利益面でも、増収や費用削減の成果に為替差益等の営業外収支の改善も加わり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益いずれも前回予想を上回る見通しです。(2) 2021年３月期通期 連結業績予想修正の理由　通期の業績につきましては、売上高は、期首予想の段階からセラミックス事業を中心に下期の回復を前提としており、COVID-19の再拡大や米中摩擦などリスクを残しつつもその前提に変化なく前回予想を据え置いております。利益面では、費用削減の効果等により営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも前回予想を上回る見通しです。　なお、上期の為替レート想定は１米ドル107円、１ユーロ120円、下期の為替レート前提は、１米ドル105円、１ユーロ115円としております。　また、配当予想につきましては、中間10円、期末20円、年間30円を据え置いております。　業績予想につきましては、現時点で得られた情報にもとづいて算定しており、多分に不確定な要素を含んでおります。従いまして、実際の業績は、業況の変化などにより業績予想と乖離する結果となりうることをご承知おき下さい。