特殊陶が続急伸し4年9カ月ぶり高値、上限4.7%の自社株買い・消却を評価
日本特殊陶業<5334>が続急伸し、2018年10月以来、およそ4年9カ月ぶりの高値をつけた。31日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算とともに、取得総数950万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.7%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。株主還元姿勢を評価した買いが集まったようだ。
自社株の取得期間は8月1日から24年7月31日。取得した全株式を同年8月23日に消却する予定。第1四半期決算は、売上収益が前年同期比7.9%増の1479億5000万円、最終利益が同1.6%増の240億7900万円だった。自動車向けの回復や円安進行が寄与した。
株探ニュース