決算発表予定日 2024/05/13
5351東証P貸借
業種 ガラス・土石

品川リフラクトリーズ 株価材料ニュース

1,886
+31
+1.67%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

品川リフラ Research Memo(8):2024年3月期は売上高、利益とも3期連続の過去最高を更新する見込み

特集
2023年12月27日 15時38分

■今後の見通し

● 2024年3月期の通期業績見通し

品川リフラクトリーズ<5351>の2024年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比16.0%増の145,000百万円、営業利益で同33.7%増の14,500百万円、経常利益で同30.9%増の15,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同80.6%増の15,000百万円と過去最高を3期連続して更新する見通しだ。事業環境は、国内の耐火物需要やエンジニアリング工事の減少、原材料価格の高止まり、燃料・電力費・物流コストの上昇など厳しい状況にある。適正価格の設定や販売構成の改善によるスプレッドの向上、国内外への拡販活動、コストダウン等により増収率以上の増益を目指す。親会社株主に帰属する当期純利益が経常利益と同額になる予想だが、前述した第1四半期に遊休資産を売却して特別利益を計上したことが主因となる。

事業区分毎の営業利益の増減予想は、耐火物事業が+37億円、断熱材事業が+1億円、セラミックス事業が+1億円、エンジニアリング事業が△2億円となる。耐火物事業の減少要因は、数量減(△10億円)、在庫評価差(△18億円)、販管費等増加(△4億円)、海外グループ会社(△2億円)など計△34億円、増加要因が販価・原料等、販売構成、スプレッド、為替(+39億円)、M&A(+20億円)、コストダウン等(+10億円)、国内拡販(+2億円)の計+71億円を見込む。今下期に海外グループ会社の収益悪化を見込んでいるが、リチウム系原料の高騰に中国子会社の価格転嫁が追いついていないことによる。一方、M&Aによる増益は、当初計画の18億円から20億円に増額修正された。ブラジル及び米国の事業は、順調に拡大している。

今下期及び来期の見通しでは、国内粗鋼生産量や原料価格の動向などが不確定要素となる。2024年1月頃になると、先行きの見通しがより明確になろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《SI》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる