MipoxがS安ウリ気配、23年3月期業績予想を営業赤字に下方修正
Mipox<5381>がストップ安の591円水準でウリ気配となっている。13日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を100億円から95億円(前期比9.1%減)へ、営業損益を5億円の黒字から1億円の赤字(前期14億6700万円の黒字)へ、最終損益を7億円の黒字から収支均衡(同15億5000万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
第3四半期からパソコンやタブレット製品などの電子デバイス市場の在庫調整や生産変更、データセンター向け投資抑制などが継続しており、これら外部環境の影響を受けてハイテク関連製品や受託事業の売上高が計画を下回ることが要因。また原材料、エネルギー、人件費、物流コストの高騰などで採算が悪化していることも響くとしている。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高77億5300万円(前年同期比1.4%減)、営業利益2億4900万円(同81.6%減)、最終利益1億8600万円(同83.1%減)だった。
株探ニュース