クニミネが買い気配、東証1部へ昇格、記念配当17.5円実施
22日、東証がクニミネ <5388> [東証2]を3月15日付で市場1部に指定替えすると発表。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
同日、同社は東証1部指定記念配当17.5円を実施する形で、18年3月期の期末一括配当を20円→37.5円(前期は20円)に大幅増額修正した。前日終値ベースの配当利回りは3.86%に上昇しており、配当取りを狙う買いも入ったようだ。
併せて、自己株処分による109万6000株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限16万4000株の売り出しを実施すると発表したがこちらへの反応は限定的だ。
株探ニュース