冶金工が大幅3日続落、ニッケル価格下落響き24年3月期業績予想を下方修正
日本冶金工業<5480>が大幅安で3日続落している。5日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を1800億円から1770億円(前期比11.2%減)へ、営業利益を210億円から185億円(同36.8%減)へ、純利益を130億円から115億円(同41.6%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
主要原料であるニッケルの価格相場下落に伴う在庫評価損や、ニッケルの先安感などによる高機能材物件の一部先送りの影響などから第3四半期時点の収益状況が悪化していることが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高1377億8700万円(前年同期比8.2%減)、営業利益159億500万円(同31.1%減)、純利益108億1200万円(同30.5%減)だった。
株探ニュース