リッジアイが4日ぶり反発、北大動物医療センターとのAI技術開発成果を材料視
Ridge-i<5572>が4日ぶりに反発した。5日、北海道大学動物医療センターと共同で、猫の胸部X線画像から骨を高精度に除去するAI技術の開発に成功したと発表した。今回の技術の活用で、獣医師の読影診断精度の向上が期待できるといい、今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。
X線画像以外の医療画像をX線画像と適切に融合し、機械学習の手法を使用する場合に必要な「骨なしのX線画像」が欠如している状況でも、骨除去を可能とする機械学習モデルの開発に成功した。この技術を活用することで、獣医師がX線画像の読影をする際に、骨以外の組織や病変に焦点を当てやすくなり、早期の病気発見や治療に寄与できるという。リッジアイと北大動物医療センターは他の動物への適用も視野に開発を継続する方針を示している。
株探ニュース