決算new! 2024/05/14 発表  1-3月期(1Q)経常は44%増益で着地
5589東証S信用
業種 情報・通信業

オートサーバー 株価材料ニュース

1,926
-67
-3.36%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

オートサーバー Research Memo(4):会員の「オークション代行」と会員間取引仲介の「ASワンプラ」が主力

特集
2024年3月25日 13時04分

■事業概要

1. 事業概要

オートサーバー<5589>は、中古車流通に関わる総合的なサービス・情報を取り扱う「ASNET」をベースとして、会員の中古車オークション代行サービス「オークション代行」と、会員間取引仲介サービスの「ASワンプラ」を主力に、その周辺領域の関連サービスも展開している。

(1) 「オークション代行」サービス

「オークション代行」サービスは、全国の中古車オークション会場と接続して中古車オークションに出品される車両データを「ASNET」に掲載し、買い手となる「ASNET」会員の落札を代行するサービスである。出品されている車両に対して会員が事前に入札金額を設定して、同社がそれに基づき落札を代行する「AA入札」、パソコンにインストールした専用ソフトを通じてオークションのセリの状況をリアルタイムに表示、会員はそれを見ながらセリに参加できる「ASリアル」、オークションで落札されず業販価格が付された車両を次回オークション開催までの期間に時間優先の原則にしたがって落札を代行する「AAワンプラ」、会員の車両出品を代行する「AA代行出品」などのサービスがある。国内には2023年12月末現在で160以上の中古車オークション会場が存在するが、「ASNET」はこのうち145のオークション会場の運営事業者と業務提携契約を結びデータ連携している。そして国内のオークションに出品される中古車情報のうち、「ASNET」には約96%の車両データを掲載している。国内中古車オークション市場における大部分の出品情報を網羅していることが「ASNET」の特徴・強みである。

(2) 「ASワンプラ」サービス

「ASワンプラ」サービスは、同社が運営する中古車BtoBのECマーケットにおいて、「ASNET」会員間の中古車売買取引を仲介するサービスである。店頭在庫車両を持つ会員が業販価格を付した車両情報を「ASNET」に掲載し、当該車両を落札したい会員との売買を時間優先の原則にしたがい仲介する。マーケティングの強化に加え、車両価格によらず取引1台ごとのワンプライス手数料で売買できる取引スタイルが中古車取扱事業者の支持を得て、2012年12月期以降に取引台数が急拡大している。中古車の無在庫販売や在庫圧縮を志向する中小規模の中古車取扱事業者にとっては、中古車オークション会場の会員となるよりも低コストで取り引きできることに加え、店頭での小売販売と並行しながら「ASNET」でEC取引できることもメリットである。さらに「品質基準」や「クレーム制度」など、安心して取り引きできるルールを確立していることも特徴・強みである。

(3) その他のサービス

その他のサービスは、「ASNET」の付帯サービスとして提供している。「ASNET」会員の落札車両・出品車両の輸送(陸送)の手配を取り次ぐサービスの「陸送手配」、スマートフォンアプリ「みるクル」を用いて会員の中古車販売業務及びカスタマーコミュニケーション業務を支援する「カスタマーコミュニケーション支援」、会員が各種カー用品や各種販促品を「ASNET」上で購入することができるサービスの「カー用品通販」などのサービスがある。今後も会員の利便性向上に向けて周辺サービスの充実を図る方針である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SO》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる