アヴィレンが一時13%高と急反騰、AI関連中小型株への物色人気鮮明に
AVILEN<5591>が急反騰、一時約13%高の2320円まで駆け上がる場面があった。ここ半導体主力株の人気が続く一方、中小型の人工知能(AI)関連株にも短期資金の攻勢が活発化している。そのなか、目先調整を入れていた同社株は戻り余地の大きさに着目した買いが流入した。AIソフトウェアの開発のほか、AI人材育成支援ビジネスであるビルドアップパッケージなどに注目が集まっている。昨年9月27日に東証グロース市場に新規上場したニューフェースだが、株価は1月9日に上場後の高値である2860円をつけた後は株式需給要因の売りによって大きく下値を探る展開を強いられていた。ただ、23年12月期業績は営業利益段階で前の期比2.1倍の2億3600万円を見込むなど急成長途上にあり、2000円近辺は値ごろ感からの押し目買いが活発化した。
株探ニュース