日鋳造が動意、低熱膨張合金による3Dプリンター製品がJAXA実施の大気球による観測装置に使用
日本鋳造<5609>が動意。8日午前11時、同社が開発した低熱膨張合金の3Dプリンター製品が、JAXA宇宙科学研究所が実施する大気球による飛翔機会を利用した観測装置の一部として使用されたと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。宇宙空間では温度変化が幅広く、観測装置の支持構造に熱変形が生じることにより性能が低下するといったことが懸念されていた。同社が開発した3Dプリンター製品は、大気球や宇宙機に搭載可能な低熱膨張性と、熱応力緩和のための剛性設計に向けた複雑形状をあわせ持ち、観測装置の一部として利用されることとなった。
株探ニュース