大紀アは一時11.5%高、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
大紀アルミニウム工業所<5702>は急反騰して一時、前日比98円(11.5%)高の949円に買われ、昨年来高値を更新した。8日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1312億円から1348億円(前期比15.3%減)へ、営業利益を79億2000万円から89億9000万円(同16.5%増)へ、純利益を54億4000万円から57億7000万円(同3.3%増)へ上方修正し、あわせて15円を予定していた期末配当予想を18円に引き上げると発表したことが好感されている。
従来予想では自動車メーカーは半導体不足による生産の減少懸念があり、販売数量が減少傾向の見通しとしていたが、影響は軽微だったことから予想値を修正するとしている。なお、年間配当は28円となり、前期実績に対しては3円の増配となる予定だ。
株探ニュース