JMCがS高カイ気配、上期営業利益2.1倍
JMC<5704>がストップ高の780円水準でカイ気配となっている。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)単独決算が、売上高17億5900万円(前年同期比36.0%増)、営業利益2億9900万円(同2.1倍)、純利益1億8800万円(同63.1%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。
3Dプリンター事業で、前期から製作仕掛中であった大口案件の納品に加えて、試作業界の景況感の回復、展示会や催事の再開による受注機会が増加した。また鋳造事業で、自動車メーカー各社及びTier1(ティアワン)部品メーカーを中心とした国内外のEV関連や、FA協働ロボット関連の試作及び開発の受注も堅調だった。
なお、23年12月期通期業績予想は、売上高33億7000万円(前期比14.0%増)、営業利益4億2000万円(同19.6%増)、純利益2億6000万円(同5.0%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース