三菱マは5日ぶり反落、4~6月期大幅減収減益を嫌気
三菱マテリアル<5711>は5日ぶり反落。9日取引終了後に発表した4~6月期決算は、売上高が前年同期比14.2%減の3626億6000万円、最終利益が同79.6%減の49億1800万円と大幅な減収減益だった。これを嫌気した売りが出ている。
銅・パラジウム価格の下落やエネルギーコストの増加などで、主力の金属事業が落ち込んだ。また、自動車向けや半導体関連の製品を販売する高機能製品事業、超硬製品を手掛ける加工事業もそれぞれ減収減益となり、全体業績を押し下げた。前年同期に持ち分変動利益があった反動も出た。なお、通期の増収・最終増益見通しは据え置いている。
株探ニュース