大阪チタが一時S高、航空機向けチタン需要増で今期増益・増配を計画
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が急反発し、ストップ高の水準となる前営業日比503円高の3240円に買われる場面があった。前週末12日の取引終了後、23年3月期の単体決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比25.4%増の540億円、最終利益は同20.8%増の53億円を見込む。更に増配の見通しも示しており、材料視されたようだ。
チタン事業は航空機向け需要が着実に増加すると想定。一般産業用途の需要も堅調に推移するとみる。販売価格の適正化も進める方針。また、同社は前期の年間配当を従来の予想から15円増額修正したうえで、今期の年間配当予想を前期比5円増配の40円とした。
株探ニュース