大阪チタがカイ気配スタート、スポンジチタンの生産能力増強発表で75日線ブレークの動き
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>がカイ気配スタート、2600円近辺を横に走る75日移動平均線をはさんでの攻防となっているが、目先上放れを示唆する動きとなっている。金属チタンの世界最大手で航空機向けなどを中心にグローバル展開している。2日取引終了後、スポンジチタンの生産能力を現行の年4万トンから5万トンに増強することを発表した。航空機需要が回復から成長軌道に転じていることなどを背景に、同社の尼崎工場の生産能力を増強する方針。投資額は約330億円で、27年度末までに引き上げる見通し。これが材料視される形で上値を見込んだ投資マネーを誘引している。
株探ニュース