フジクラが急落、光部品の在庫調整の影響などで18年3月期業績予想を下方修正
フジクラ<5803>が急落。前週末2日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、営業利益を380億円から350億円(前期比2.2%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
エネルギー・情報通信カンパニーで、データセンター向けを中心とした光部品の在庫調整の影響や、自動車電装カンパニーで欧州拠点の生産性の改善に時間を要していることが要因としている。なお、上期における法人税等調整額の計上などがあり、売上高は7300億円(同11.7%増)、純利益は200億円(同55.0%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第3四半期累計の連結決算は売上高5648億9300万円(前年同期比17.3%増)、営業利益298億300万円(同15.0%増)、純利益192億3000万円(同2.3倍)だった。エレクトロニクスカンパニーで、FPC(フレキシブルプリント配線板)、コネクタを中心とした事業が堅調に推移したことが牽引役となった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース