エスネットワークス <5867> [東証Ｇ] が11月8日後場(15:00)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比8.3％減の2億1000万円に減った。

併せて、通期の同利益を従来予想の3億2100万円→2億9600万円(前期は2億5100万円)に7.8％下方修正し、増益率が27.9％増→17.9％増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の2億0800万円→2億8000万円(前期は1億3600万円)に34.6％上方修正し、増益率が52.9％増→2.1倍に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億3800万円→1億1300万円(前年同期は1億1000万円)に18.1％減額し、増益率が25.5％増→2.7％増に縮小する計算になる。

同時に、従来未定としていた期末一括配当は45円(前期は41円)実施する方針とした。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比69.3％減の2700万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の11.7％→4.9％に急低下した。

株探ニュース