三協立山は4連騰で再び4ケタ台を視界に、超低PBRでEV関連人気にも乗る
三協立山<5932>が4連騰と気を吐いている。一時32円高の979円まで上値を伸ばした。同社株は8月1日に998円まで買われ、約3年ぶりとなる4ケタ大台復帰にあと一歩と迫ったが、その後は目先筋の利食い急ぎの動きが出て反落、800円台前半まで深押ししを強いられた経緯がある。その後はバリュー株物色の波に乗り再浮上、2度目の4ケタ大台チャレンジの動きをみせている。住宅用などを中心とするアルミ建材の大手だが、独子会社で電気自動車(EV)向けアルミ部材製造を手掛けており、EV関連の一角にも位置づけられている。トヨタ自動車<7203>のギガキャスト構想が開示され、アルミ関連株に物色の矛先が向いており、同社の株価も刺激されている。PBRは依然として0.3倍台で水準訂正余地が大きい。
株探ニュース