アルインコが急反発、レンタル関連事業好調で上期利益予想を上方修正
アルインコ<5933>が急反発している。20日の取引終了後、第2四半期累計(3月21日~9月20日)の連結業績予想について、営業利益を10億8000万円から14億5000万円(前年同期比44.7%増)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は299億円(同0.2%増)の従来見通しを据え置いたものの、建築需要が高水準で継続していることを背景にレンタル資産の稼働率が想定に比べて高稼働を維持し、レンタル関連事業の売上高が好調に推移していることが要因。また、前期に実施した販売価格改定の効果が利益面での改善に寄与していることや、外貨建資産などの為替評価益が生じたことも寄与する。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高624億円(前期比2.8%増)、営業利益25億円(同3.3%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(3月21日~6月20日)決算は、売上高141億4900万円(前年同期比1.8%減)、営業利益7億6200万円(同59.9%増)だった。
株探ニュース