LIXILが反落、今期も最終減益見通し
LIXIL<5938>が反落。前週末4月28日の取引終了後に23年3月期決算は大幅な最終減益で着地。続く24年3月期も減益となる見通しを示しており、これを嫌気した売りが出ている。
23年3月期決算は売上高が前の期比4.7%増の1兆4959億円、純利益が同67.1%減の159億9100万円だった。米国や中国での需要減、資材・エネルギー価格上昇などの影響を受けた。年間配当は前の期比5円増の90円だった。
同時に発表した24年3月期業績予想は売上高が前期比2.3%増の1兆5300億円、純利益が同31.2%減の110億円。引き続き販売価格の適正化やコストダウンなどの取り組みを進める。税金費用の増加が利益面で重しとなる見通し。配当は前期比据え置きの90円を見込む。
株探ニュース