三浦工がダイキンと資本・業務提携
三浦工業<6005>がこの日の取引終了後、ダイキン工業<6367>グループと資本・業務提携すると発表した。
ダイキンの完全子会社であるダイキンアプライドシステムズの第三者割当増資を引き受けて49%を出資し合弁会社化するとともに、自己株式の処分によりダイキンに発行済み株数の4.67%にあたる540万株を割り当てる。ダイキンアプライドシステムズへの出資額は147億円に上る予定で、ダイキンへの自己株式処分により約148億円を調達し出資にあてる。
今回の提携により、両社が持つ製品や技術・サービスなどの事業ネットワークを活用することで、日本各地の工場で空調や蒸気ボイラ、水処理システムなど熱・空気・水に関するトータルソリューションの提案をワンストップで実施できるようになり、工場市場でのカーボンニュートラルの実現に向けた具体的な協業が可能であると判断したという。なお、株式取得及び自己株式の処分はいずれも10月1日を予定している。
株探ニュース