GMOテックがS高カイ気配、23年12月期業績及び配当予想を上方修正
GMO TECH<6026>がストップ高の3410円水準でカイ気配となっている。3日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を60億円から62億円(前期比13.6%増)へ、営業利益を3億5000万円から5億円(同2.2倍)へ、最終利益を2億8000万円から3億6500万円(前期2億9500万円の赤字)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を125円47銭から165円59銭へ引き上げたことが好感されている。
アフィリエイトサービスにおいて既存大口顧客の失注があったことで、上期の売り上げ水準は低下したものの、前期に行った人材への投資やアフィリエイトサービスの取引先開拓のための投資などの効果が実現してきており、粗利率の高い新規案件が積み上がっていることが要因。特にストック型収益のMEOサービスが安定して顧客数を増加させ、下期も順調に推移すると見込まれることも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高28億4900万円(前年同期比14.7%増)、営業利益3億300万円(同35.7%増)、最終利益2億4300万円(前年同期2億400万円の赤字)だった。
株探ニュース