サイジニア<6031>が大幅反発している。前週末１０日の取引終了後、クルーズ<2138>と業務提携契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

サイジニアでは、クルーズが運営するファストファッションサイト「ＳＨＯＰＬＩＳＴ．ｃｏｍ　ｂｙ　ＣＲＯＯＺ」に、今年３月からファッションＥＣに好適な類似デザインの商品提案エンジン「デクワス．ＶＩＳＩＯＮ」を提供しているが、さらにサイジニアの持つビッグデータ解析技術や人工知能関連技術とクルーズの各グループ企業が有する事業開発・運営力を結集することで、大きな事業機会を捉えることが可能となると判断したという。提携により今後は、デクワスの各種サービスをＳＨＯＰＬＩＳＴに導入し、サービス品質の向上を図るほか、ＳＨＯＰＬＩＳＴの取引ブランドに対してデクワスを共同販売する。さらに、ＥＣ事業者向けの各種新規Ｂ２Ｂソリューションの共同開発なども行うとしている。

同時に、１８年６月期決算を発表しており、売上高６億３８００万円（前期比５．３％増）、営業損益１億６００万円の赤字（前期１億５７００万円の赤字）、最終損益１億２０００万円の赤字（同２億５０００万円の赤字）だった。なお、１９年６月期予想は、クルーズとの提携による未確定な要素が多いため、非開示としている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

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