日本スキーが上昇加速し年初来高値更新、パウダースノーでインバウンド特需期待
日本スキー場開発<6040>が上昇加速、3連騰で一時6.6%高の951円まで駆け上がり、約2カ月ぶりに年初来高値を更新した。白馬八方尾根スキー場をはじめ国内の有名スキー場を運営するが、スキーシーズンが訪れていることに加え、今年は訪日外国人需要が大きく上乗せされる。23年7月期営業利益は前期比ほぼ倍増となる5億円を見込むが、これは期初の段階で会社側はインバウンド効果を織り込んでいない。したがって、「業績予想は現状から大幅に上振れする公算が大きい」(中堅証券アナリスト)という指摘がある。日本の雪質は水分の少ないサラサラとしたパウダースノーが最大の特長で、冬場に日本を訪れる訪日客の目当ての一つともなっており、同社にとって商機拡大につながる。
株探ニュース