キャリアリンク---3Q売上高372.25億円、BPO関連事業部門では受注が好調
キャリアリンク<6070>は14日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が372.25億円、営業利益が55.25億円、経常利益が55.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が38.18億円となった。2022年3月期に決算日を2月末日から3月31日に変更したため、対前年同四半期増減率については記載していない。
当第3四半期累計期間においては、事務系人材サービス事業において、地方自治体及び大手BPO事業者等からのマイナンバー関連案件や大型スポット案件を中心としたBPO請負案件の受注が好調に推移した。また、製造系人材サービス事業においては、新規取引先開拓及び支店間の連携を強化して取引先及び取引高の拡大を推進したことなどから、製造加工部門、食品加工部門ともに受注高が順調に推移した。一方、営業系人材サービス事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する行動制限が大幅に緩和されたことから、新規取引先の開拓及び既存取引先のシェア拡大に努めた結果、業容の回復が見え始めてきたが十分な成果には到らなかった。また、利益面では、第2四半期累計期間に引き続き、売上高の増加及びBPO請負案件における業務処理運用面での効率化並びに登録者募集費や業務委託費等経費の節減に努めた。
2023年3月期通期については、売上高が505.00億円、営業利益が63.90億円、経常利益が64.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が44.10億円とする11月9日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
《YI》
株探ニュース