キャリアリンク<6070>は14日、2025年3月期通期連結業績予想を修正すると発表した。

売上高は前回予想の480.00億円から403.30億円へ、営業利益は34.95億円から25.85億円へ、経常利益は34.90億円から25.80億円へ、親会社株主に帰属する当期純利益は23.89億円から17.50億円へそれぞれ修正した。

地方自治体BPO業務などは、期初に受注を見込んでいた案件の失注や想定した売上総利益が確保できないと見込まれる案件について応札を見送ったことに加え、期初において主に当第3四半期に受注を見込んでいた経済対策関連案件等が、想定規模を下回る若しくは案件発注が行われなかったことなどが要因。

民間企業BPO業務では、受注高は前期比増加する見込みだが、想定受注高は未達。CRM関連事業においても、中規模コールセンター業務を首都圏、地方支店において受注したが、前期稼働していた大型コールセンター業務派遣案件などの終了や規模縮小による受注高減少を挽回できず、期初に想定した受注高を達成できない見込み。

製造系人材サービス事業では、受注高は前期比増加する見込みだが、期初においては、取引先の人材派遣から直接雇用へのシフト、生産調整等の動きから営業拠点設置を見合わせたことなどから、前回業績予想時に想定していた受注高が達成できない見込みである。

利益面は、事務系人材サービス事業においては、想定した売上高が達成できないことに伴う減益を挽回できなかったことのほか、新規受注業務領域の体制構築などへ積極的に投資を行ったことが要因。製造系人材サービス事業においても、今後の業容拡大のために人員増強などの体制構築に積極的に取り組んだことから減少する見込み。

なお、2025年3月期の期末配当に関しては、前回予想時にお知らせした予想どおり、 1株当たり120円で修正はない。

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提供：フィスコ

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