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アライドアーキ Research Memo(5):海外SNS広告事業からの撤退により減収も、国内受注残高は過去最高更新

特集
2018年10月22日 15時15分

■決算概要

● 2018年12月期上期決算の概要

アライドアーキテクツ<6081>の2018年12月期上期の業績は、売上高が前年同期比28.0%減の2,195百万円、営業利益が0百万円(前年同期は16百万円の損失)、経常損失が38百万円(同64百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が69百万円(同90百万円の利益※1)と減収ながら営業損益の改善を図った。また、2018年5月15日付の修正予想※2に対してもおおむね計画どおりの進捗となっているようだ。

※1 前年同期の四半期純利益が黒字となったのは、特殊要因(事業譲渡にかかる移転損益)によるものである。

※2 利益率が低く非注力のサービスであった海外 SNS広告事業から撤退し、主力サービスである「CREADITSR」(広告クリエイティブに特化したグローバルプラットフォーム)に集中する方針に転換したことから、売上高予想のみ減額修正した(利益予想は据え置き)。

大幅な減収となったのは、利益率の低い海外SNS広告事業からの撤退によるものであり想定内。一方、国内SNSマーケティング事業(同社単体)については、季節要因※や案件の大型化(リードタイムの長期化)の影響により売上高は微増にとどまったものの、サービス進化と市場ニーズの拡大が同時進行するなかで、受注残高は過去最高を更新。また、「CREADITSR」についても、新モデルへのシフトを進めながら、新規顧客開拓等により順調に滑り出した。

※年度開始の4月から6月(同社においては第2四半期)においては、ビジネスサイクル等により閑散期となる傾向がある。

利益面では、「CREADITSR」への先行投資により海外事業(シンガポール子会社)が営業損失(114百万円)を計上したものの、好調な国内事業(同社単体)がそれをカバーし、(連結)営業損益は収支トントンを確保した。

財政状態については、先行投資に伴う「現金及び預金」の減少等により総資産が前期末比15.4%減の2,793百万円に縮小した一方、自己資本はほぼ横ばいで推移したことから、自己資本比率は61.7%(前期末は54.3%)に改善した。また、「現金及び預金」が減少したものの、流動比率は256.0%と高い水準を確保しており、財務の安全性に懸念はない。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《HN》

提供:フィスコ

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