ウエスコHDが反発、上期は2ケタ営業増益で着地
ウエスコホールディングス<6091>が反発している。13日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年8月~24年1月)連結決算で、営業利益が3億4700万円(前年同期比13.9%増)と2ケタ増益となったことが好感されている。
スポーツ施設運営事業及び水族館運営事業で燃料費などの資源価格の高騰が業績に影響を及ぼし、売上高は77億5600万円(同1.7%減)となったものの、防災・減災対策や老朽化した社会インフラの維持・管理などの国土強靱化の必要性から公共事業関係費が安定的に推移しており、事業の中核である総合建設コンサルタント事業が堅調に推移した。
なお、24年7月期通期業績予想は、売上高159億4000万円(前期比2.2%増)、営業利益9億3000万円(同4.2%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース