エスクロAJがストップ安ウリ、優待廃止と大幅減益決算を嫌気
エスクロー・エージェント・ジャパン <6093> がストップ安ウリ気配。9日大引け後、18年2月末をもって株主優待制度を廃止すると発表したことが売り材料視された。
株主優待制度では100株以上保有株主に対し、クオカードを贈呈していたが、会社法が求める公平な利益還元のあり方という観点を踏まえ、制度廃止を決定した。
同時に発表した19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益が前年同期比51.3%減の3億0700万円に大きく落ち込んだことも嫌気された。人材採用や管理体制強化のためのシステム投資などを先行して進めたなどが利益を圧迫した。通期計画の8億2800万円に対する進捗率は37.1%にとどまり、計画未達を懸念する売りも向かった。
株探ニュース