フリークHDは朝高後に軟化、23年9月期最終利益6倍化も利食い誘発
フリークアウト・ホールディングス<6094>が買い優勢でスタート、寄り後早々に50円高に買われたが、その後は値を消している。同社はネット広告の配信サービスを手掛けるが、海外売上高比率が7割強と高く、足もとの業績も絶好調に推移している。
27日取引終了後、これまで非開示だった23年9月期の最終利益予想を発表、最終利益は同5.9倍の80億円と急拡大を予想している。北米や中国などの海外事業が好調でトップラインの伸びが顕著となっているほか、投資先の会社株式を三菱UFJ銀行に売却することに伴い、特別利益108億円を計上することで最終利益が大きく押し上げられる。寄り付きはこれを好感する買いを引き寄せる格好となったが、その後は利食い急ぎの動きに値を崩す展開となった。
株探ニュース