エランは後場急伸、株式分割と第3四半期営業益36%増を好感
エラン<6099>が後場急伸している。同社はきょう午後0時30分頃に、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることが主な目的だとしている。
また、同時に発表した20年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算も好材料視されているもよう。売上高は前年同期比19.6%増の188億5400万円、営業利益は同36.2%増の15億3600万円で着地した。介護医療関連事業の主力サービス「CS(ケア・サポート)セット」が順調に拡大したことなどが寄与した。また、期末一括配当計画を従来から1円増額の12円(前期実績は9円)とすることも発表している。
なお、20年12月期通期の連結業績予想は、売上高250億円(前期比16.2%増)、営業利益18億円(同20.6%増)と従来計画を据え置いている。
株探ニュース