DMG森精機が反発、20年12月期業績予想で営業利益のレンジ下限を引き上げ
DMG森精機<6141>が反発している。27日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を3200億~3400億円から3300億~3400億円(前期比32.1%減~30.0%減)へ、営業利益を50億~100億円から70億~100億円(同81.3%減~73.2%減)へ修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の影響で4、5月の受注が大きく落ち込んだものの、5軸・複合加工機などの工程集約機、アディティブマニュファクチャリング、自動化、デジタル化などが進展したことに加えて、足もとの事業環境などを踏まえて修正したという。なお、未定としていた最終利益を10億~30億円(同94.4%減~83.3%減)を見込むとした。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高1543億4400万円(前年同期比35.3%減)、営業利益24億2900万円(同87.9%減)、最終損益21億5300万円の赤字(前年同期106億7300万円の黒字)だった。
株探ニュース