ディスコが未踏の3万円大台突破、生成AI特需が第4四半期以降に顕在化
ディスコ<6146>が大幅高、6%を超える上昇をみせ連日の上場来高値更新、分割後修正値で未踏の3万円大台乗せを果たした。半導体向け切断・研削・研磨装置で抜群の商品競争力を有し、世界トップシェアを誇る。特に次世代パワー半導体向けで高水準の需要を獲得しているほか、生成AI市場の急拡大を背景に、大手半導体メーカーの同分野向けの投資意欲が旺盛。生成AI特需を背景とする最先端パッケージやハイエンドメモリー向けは今3月期第4四半期からの本格出荷が見込まれている。米国では生成AI関連の象徴株であるエヌビディア<NVDA>の戻り足が鮮明で、同社株もそれに連動する形で上値追いが加速した。株式需給関係が良好で、株価は半導体製造装置関連の中でも最先頭を走っている。
株探ニュース