会社側からの【修正の理由】

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか消費や経済が停滞する可能性が高いことに加え、米中の対立激化や米大統領選挙の混乱による世界経済への影響等から、製造業も厳しい状況が続き工具需要も回復が遅れるものと想定しておりましたが、5Gに対応したスマートフォンの新機種の販売好調や自動車生産の回復、また当社製品の流通在庫の調整一服等から第３四半期の業績が予想を上回るものと判断いたしました。また第４四半期につきましても、我が国での緊急事態宣言の再発出等、各国における外出制限等の規制強化により、経済全体としては厳しい状況が続くものの、製造業に関しては一定程度の稼働が継続するものと判断いたしました。　以上により通期業績につきましては、連結売上高7,930百万円（前期比16.8％減）、営業利益1,460百万円（同34.2％減）、経常利益1,650百万円（同26.1％減）、親会社に帰属する当期純利益1,150百万円（同25.6％減）を見込んでおります。　なお、個別業績予想に関しましても、上記と同様の理由によるものであり、通期業績予想につきましては、売上高6,850百万円（前期比16.6％減）経常利益1,560百万円（同19.9％減）、当期純利益1,090百万円（同22.5％減）を見込んでおります。

配当につきましては、安定性・継続性に配慮しつつ、業績動向や配当性向等を総合的に勘案して行うこととしておりますことから、１株当たり期末配当金は2020年10月28日に公表いたしました15円を修正し、通期業績見通しに鑑み、前期末と同額の1株当たり25円を予定させていただきます。