エスティックが急反落、第3四半期は営業減益で着地
エスティック<6161>が急反落している。29日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算で、営業利益が10億2600万円(前年同期比0.7%減)と減益となったことが嫌気されている。
ナットランナ(ナット自動締結機)、ハンドナットランナなどの売り上げが堅調に推移し売上高は48億円(同4.5%増)となったものの、一部ネジ締付装置で中国の景気鈍化などの影響を受けて第2四半期に増して計画発注時期や納期のタイミングに先延ばしが散見されたほか、人件費の上昇などが響き減益を余儀なくされた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高75億円(前期比11.6%増)、営業利益15億8000万円(同6.4%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース