豊和工が後場急伸、9月中間期経常益2.9倍で防衛省向け装備品は売り上げ大幅増
豊和工業<6203>が後場に急伸。1000円台に乗せて年初来高値を更新した。8日午後1時40分、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.4%増の107億1300万円、経常利益は同2.9倍の7億5000万円、最終利益が同2.6倍の5億4700万円となった。経常利益の通期計画に対する進捗率は95%に上る。防衛関連と位置付けられている同社株に対しては、業績の上振れを期待した投資家の買いが集まったようだ。工作機械関連は減収となったものの、採算性が改善した。火器部門ではスポーツライフルの売り上げが減少した半面、防衛省向けの装備品の売り上げが大幅増となった。特装車両部門では清掃車両の売り上げが増加。建材は防音サッシや一般サッシの売り上げが減少し、赤字幅が拡大した。
株探ニュース