津田駒は小動き、24年11月期の黒字転換計画も前期業績下振れで慎重姿勢
津田駒工業<6217>は小動き。18日の取引終了後、23年11月期の連結決算発表にあわせ、24年11月期の業績予想を開示。売上高は前期比1.8%増の400億円、最終損益は3億円の黒字(前期は12億4600万円の赤字)となる見通しを示した。黒字に転換する計画を示したものの、23年11月期の売上高は計画を下振れて着地。最終損益の赤字幅は計画よりも拡大し、投資家の慎重姿勢を強めたようだ。
今期は繊維機械事業では産業資材分野への拡大やサイジングマシンの販売拡大などとともに原価低減活動を進め、収益性を高める。工作機械関連事業においては、NC円テーブルの機種の充実などを通じ販売増を図る。
株探ニュース