JETがS高人気で上場来高値、ラピダス関連有力株として株価の見直し進む
ジェイ・イー・ティ<6228>がストップ高人気となった。前週末はリスクオフの地合いに抗して大幅高と気を吐いたが、きょうは一段と買いの勢いが増し、値幅制限上限の4665円まで上昇、2月5日につけた4313円30銭(分割修正後株価)を一気に上抜き上場来高値圏に浮上している。半導体洗浄装置の開発・設計・製造・販売及びアフターサービスをワンストップで手掛け、その高い技術力に定評がある。それを裏付けるのが最先端半導体の量産を目指す日の丸半導体新会社のラピダスからの受注獲得。JETはラピダスから受託した次世代半導体製造技術の基礎研究開発業務を完了させ、新たに枚葉式とみられる試作装置の研究開発業務を受託するなどその実力をいかんなく発揮している。株価は、目先の急騰でやや過熱感も意識される場面だが、時価総額は依然として600億円強に過ぎず、中長期的な株価の上値余地になお期待が募る。
株探ニュース