フリューが急伸し新高値、国内有力調査機関は「鬼滅の刃」ビジネスで注目
フリュー<6238>が急伸。株価は一時、前日に比べ10%超高に買われ年初来高値を更新した。東海東京調査センターは21日、同社株のレーティングを「アウトパフォーム」でカバレッジを開始した。目標株価は2000円に設定した。創業事業のプリントシール事業は競合の事業撤退で残存者メリットを享受している。特に、足もとでは人気漫画「鬼滅の刃」の版権を活用した関連商材が伸長しているとみており、下期以降、同社のキャラクタ・マーチャンダイジング(MD)事業を中心に収益に大きく貢献するとみている。同商材は21年3月期と22年3月期に営業利益にそれぞれ約5億円、約15億円の収益貢献となると予想。これに伴い、21年3月期の営業利益は前期比29.5%減の25億6600万円(会社予想は15億円)、22年3月期の同利益は50億7700万円への大幅増益を予想している。
株探ニュース