マルマエが急反落、21年8月期は2ケタ営業減益見通し
マルマエ<6264>が急反落している。8日の取引終了後に発表した21年8月期単独業績予想で、営業利益7億8000万円(前期比13.0%減)、純利益5億3800万円(同22.1%減)と2ケタ営業減益を見込んでいることが嫌気されている。
半導体分野は、メモリは米中間の問題で不透明感が残ると想定しているものの、20年中盤の減速から後半はNANDとファウンダリ中心に復調が見込まれ、以降もファウンダリは好調が続くと予想し、売上高は47億円(同7.1%増)を見込む。ただ、減価償却費の増加や、人件費の増加などが利益を圧迫する見通しだ。なお、年間配当は前期比3円増の20円を予定している。
同時に発表した20年8月期決算は、売上高43億8800万円(前の期比9.2%増)、営業利益8億9600万円(同80.8%増)、純利益6億9000万円(同58.2%増)だった。
株探ニュース