マルマエが切り返し急、9~11月期営業赤字転落も業況底入れ期待の資金流入
マルマエ<6264>が切り返し急。2000円台の大台に乗せた後も上伸し、年初来高値を更新した。28日の取引終了後に発表した24年8月期第1四半期(9~11月)の単体決算は、売上高が前年同期比55.1%減の11億1700万円、営業損益が2200万円の赤字(前年同期は6億6800万円の黒字)となった。半導体製造装置市場が停滞し、そのあおりを受ける形となったほか、太陽電池製造装置部品の減速も響いた。一方で、同社はDRAM関連が改善し、更に半導体の新顧客からの量産受注を開始したと明らかにした。9~11月期を底に業績は回復に向かうとみた投資家の買いを誘う格好となったようだ。
株探ニュース