三井海洋が急落、筆頭株主の三井E&Sが株式売り出し
三井海洋開発<6269>が急落。14日取引終了後、筆頭株主の三井E&S<7003>が2190万8400株の株式売り出しを実施すると発表。需給悪化を懸念した売りが出ている。
需要状況に応じて上限328万6200株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。売り出し価格は22日から28日までのいずれかの日に決定する。これにより、三井E&Sの議決権ベースの持ち分比率は40.53%から8.47%に低下する見通し。
同日発表した1~3月期連結決算は売上高が前年同期比25.2%増の1245億2400万円、純利益は前年同期実績(4億1300万円)から大幅増となる94億6300万円だった。FPSO建造工事の進捗をはじめ、持ち分法投資利益や一時的な現金・現金同等物の増加に伴う利息収入などが寄与した。
株探ニュース