エアーテック、今期経常を83%上方修正、配当も8円増額
6291日本エアーテック【連結】
業績修正PDF
日本エアーテック <6291> が11月9日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。20年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.3億円→11.7億円(前期は5.8億円)に83.4%上方修正し、増益率が9.1%増→2.0倍に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の1.4億円→6.8億円(前年同期は2億円)に4.6倍増額し、一転して3.3倍増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の22円→30円(前期は22円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2020年12月期通期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済活動の停滞が継続する反面...
会社側からの【修正の理由】
2020年12月期通期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済活動の停滞が継続する反面、ウイルス対策の必要性に起因する空気清浄化装置および陰圧封じ込め装置等の需要増加に影響されております。このような状況の下、第3四半期からの電子工業の回復と感染症対策機器の販売が伸長いたしましたので、通期業績予想を算定し修正することにいたしました。(注)上記の予想につきましては、現時点における入手可能な情報を基に作成したものであり、実際の業績は様々な事情により異なる場合が有ります。
当社は利益を重視した安定成長により、株主の皆様への安定した配当の維持と継続を基本としつつ、利益配当は配当性向30%以上を基本方針としております。2020年度期末配当につきましては、業績予想及び基本方針を踏まえ、かつ越谷新工場の竣工と本社新社屋の竣工を記念し、前回予想の1株につき普通配当22 円から記念配当8円を加え、30 円に上方修正いたします。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.07-12 | 5,699 | 155 | 148 | 79 | 7.7 | 22 | 2020-08-14 |
単独 |
| 新 20.07-12 | 6,249 | 675 | 680 | 466 | 45.2 | 30 | 2020-11-09 |
単独 |
| 修正率 | +9.7 | 4.4倍 | 4.6倍 | 5.9倍 | 5.9倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2020.12 | 10,700 | 500 | 638 | 443 | 43.0 | 22 | 2020-02-14 |
単独 |
| 新 2020.12 | 11,250 | 1,020 | 1,170 | 830 | 80.5 | 30 | 2020-11-09 |
単独 |
| 修正率 | +5.1 | 2.0倍 | +83.4 | +87.4 | +87.3 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.07-12 | 5,468 | 198 | 208 | 121 | 13.5 | 22 | 2020-02-14 |
単独 |
| 予 20.07-12 | 6,249 | 675 | 680 | 466 | 45.2 | 30 | 2020-11-09 |
単独 |
| 前年同期比 | +14.3 | 3.4倍 | 3.3倍 | 3.9倍 | 3.3倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018.12 | 10,190 | 427 | 586 | 410 | 46.0 | 20 | 2019-02-15 |
単独 |
| 2019.12 | 10,442 | 435 | 585 | 405 | 45.3 | 22 | 2020-02-14 |
単独 |
| 予 2020.12 | 11,250 | 1,020 | 1,170 | 830 | 80.5 | 30 | 2020-11-09 |
単独 |
| 前期比 | +7.7 | 2.3倍 | 2.0倍 | 2.0倍 | +77.7 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。