日立建機が軟調推移、北米の市況回復遅れで今期は一転最終減益の見通し
日立建機<6305>が軟調推移。同社は前週末25日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正しており、嫌気されたようだ。今期の売上収益予想を200億円減額して1兆3500億円(前期比4.0%減)、最終利益予想を180億円減額して800億円(同14.2%減)に引き下げた。増益予想から一転、最終減益の見通しとなり、ネガティブ視されたようだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが想定よりも遅いペースとなり、北米において油圧ショベルの市況回復が来期以降にずれ込む見通しとなった。9月中間期の売上収益は前年同期比で微減の6657億3700万円、最終利益は同44.8%減の317億4700万円となった。
株探ニュース